ホーム » 刺青除去の手術法 » 皮膚移植法

皮膚移植法別の呼び方で植皮術とも呼ばれる刺青除去の方法です。

切除術や削皮術では困難な大きな刺青を消す際に有効な手段です。
刺青のある皮膚を切り取り、その切り取った部分に、皮膚の多い太ももや背中などから皮膚を切り取り移植するという方法です。

この施術方法も小さなジャンルに分かれて症状ごとに合わせるのですが基本的に切除した部分に新しい皮膚を体の違う部位の皮膚で補うという点では相違ありません。

皮膚移植法のメリット、デメリットについて

  • 一度の治療で終わりです。
  • 麻酔をかけてするので痛みは一切ありません。
  • 刺青がどんな色をしていても大丈夫です。
  • 皮膚の弱さが原因で移植した皮膚が壊死してしまう可能性あり(個人差による)
  • 皮膚のしたに一時期血液がたまる場合がある(時間によって改善される場合もあります)
  • 多少の出血が必ずあります(血液恐怖の方は事前にご相談ください)

両方を念頭においておきましょう。
感染症などの可能性もありますが、きちんと抗生物質を処方した後に行うので安心です。
衛生面では病院と同じくしっかりしているところが多いので、安全な刺青除去法です。

治療の流れ

  1. 1、刺青の範囲を測る
  2. 2、移植する皮膚の範囲を測る
  3. 3、実際に皮膚を削っていきます
    (この時に浅めの削りで済む場合は削皮法に転換します)
  4. 4、専用の器具で移植するための皮膚を切り取る
  5. 5、刺青を削った部分に移植する
  6. 6、皮膚を採取した部分と削った部分に専用の軟膏を塗布し患部をガーゼでおおう。

この6ステップで終わりです。麻酔をかけるので痛みもありません。

施術中は邪魔にならない程度に音楽などの娯楽をしていただいて結構です。
入浴などは患部が濡れないように注意しながら行ってください。

糸を使わないので抜糸は必要ありませんが、皮膚が再生するまでは専用の軟膏を塗り患部をガーゼでおおっておかなければなりません。
また、アフターケアのためにクリニックによっては3日おきなど頻繁に通院する必要があります。

クリニック選びのポイント

サイトの問い合わせやクリニックの窓口に相談してみましょう。

きちんとしているところほど相談に真摯にのってくれますし、対応も迅速にしてくれます。その対応の仕方が実際に手術をする際の対応なのです。

また、担当医の方なども違和感を感じたらすぐに変えてもらえるところもあるので確認しましょう。
自分が納得したうえで、後悔しない刺青除去を行いましょう。

施術可能なクリニック

ページのトップへ