徐々に広がる刺青・タトゥーの規制について
刺青・タトゥーの規制と言えば温泉などへの入場禁止が有名ですが、最近では世相を反映して公共プールなどでも刺青・タトゥーが入っている人の入場を断るケースが増えています。
そんな中、海水浴場の風紀の乱れ・治安維持のために刺青・タトゥーが入っている人の入場を規制する条例の策定を検討している自治体が増えています。
由比ヶ浜などの海水浴場で人気の鎌倉市ですが、最近では海水浴場の利用者から「刺青・タトゥーが入っている人がいて怖い」「海水浴場の治安が悪化している」「公共の場でのマナー違反だ」といった声が相次いでいます。
そこで市では海水浴場での刺青・タトゥーの露出の規制の検討を行っているという。2013年の10月より関係機関との対策協議会を開き2014年夏までの制定をにらみ、動き出しています。
埼玉県の県営プールでは、2012年より刺青・タトゥーが入っている客を厳しくチェックし、見つけたら退場させているようです。
警察官OBの警備員が中心にプール敷地内を巡回し、刺青・タトゥーが入っている客がいたら声をかけて回っているそうです。
このおかげで当プールでは家族連れの来客が増えているようで、これから更に厳しくチェックを行い徹底していく方針だと言います。
こういった動きは他のプールでも増えており、全国的に刺青・タトゥーが入っている人の入場拒否が広まっていくと言われています。
これらの入場規制ですが、特徴としては「ワンポイントの小さい刺青・タトゥーでも入場拒否としている」点でしょう。
今までにあった、温泉などでの規制に関しては小さいタトゥーなどは黙認されている傾向がありましたが、利用客から徹底的に排除して欲しいという声が大きいため、厳格に規制を行っているそうです。
もちろん、刺青・タトゥーを入れている人が全てマナーが悪いとは言いませんが、日本では伝統的に「脅し・威嚇」のために刺青が使われてきていたという事実があるため、しょうがないのかもしれません。
こういった規制が広がるに連れて、「昔入れた刺青・タトゥーの除去」を行う人が最近特に多くなってきています。
特に若い時に軽い気持ちで刺青・タトゥーを入れたが、子供を海・プールに連れてきたら入場を規制されたの除去を行ったという人が多くいます。
おしゃれや流行により軽い気持ちで入れたかもしれない刺青・タトゥーですが、その後の人生で制限される事が増えてしまいます。
特にこういった規制はこれから更に増えていくと予想されるため、今のうちに刺青・タトゥーの除去を行ってみてはいかがでしょうか?
刺青除去の先生たちへ取材!
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