世界での刺青・タトゥーのイメージは?
日本では年齢が高い人を中心に、まだ良いイメージがない刺青・タトゥーですが、他の国では一体どういうイメージを持たれるのでしょうか。
今回は、世界各国では刺青・タトゥーがどういったイメージを持っているのかをご紹介したいと思います。
タトゥー先進国とも言えるアメリカでは、ハリウッドセレブやミュージシャン、スポーツ選手の多くがタトゥーを入れているせいか、若い人の間ではファッションのひとつとして定着しています。
とある大学では、学生の30%以上がタトゥーを入れているという調査結果もあり、「最先端・オシャレ」というイメージを持っている人が増えているようです。
そして、警察官や軍人などの公務員もタトゥーを入れている事が多く、日本と比べてかなり規制は少ないようです。
しかしながら、高齢の人の中には「タトゥーを入れているのは不良」というイメージを持っている人もいるようです。
また、レストランやパーティーなどのフォーマルな場では、露骨にタトゥーを見せびらかすのはマナー違反と捉えられるようです。
そのため、服などで隠すことが出来る部分にタトゥーを入れる人が大半だそうです。
先日ソウルで行われたファッションショーでは、モデル全員がタトゥーを入れてショーに臨んだというぐらい、韓国ではタトゥー=ファッションというイメージが最近強く定着しています。
また、韓国のタトゥーの特徴として恋人や子供の名前を彫ったり、座右の銘を彫ったりと「文字のタトゥー」が多いという特徴があります。
ヨーロッパでは、タトゥーに悪いを持っている人が少なく、若い人からお年寄りまで、幅広くタトゥーを入れている人を見かけることが出来ます。
また、公共の場でのタトゥーの規制というのもあまり多くありません。
例えば、日本と同じように公共浴場という文化が発達しているドイツですが、タトゥーが入っている人の入浴を規制することはありません。
また、外務省や公務員などのモラルが特に問われる職業の人でも、ビシっと決めたスーツの下にタトゥーが入っているという事も珍しくありません。
このように、世界的にはタトゥーはファッションのひとつとして広く定着しています。
しかしながら、日本では古くから「刺青・タトゥー=堅気ではない」というイメージが深く根付いているため、なかなか市民権を得るには至っていません。
時代が移り変わっていくにつれて、日本でも刺青・タトゥーへの悪いイメージが薄れていくかもしれませんが、それにはまだまだ時間がかかりそうだと、刺青・タトゥー除去NAVIでは感じています。
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