どのぐらい痛い?刺青の「痛み」について
人々が背中に刺青を入れるようになったのは、
入れる時の激痛に耐えることができる自分の強さを誇示するためだったからだとか。
最近ではファッションとしてタトゥーを入れる方も多いですが、
実際のところ、刺青やタトゥーを入れるのってどのぐらいの痛みなのでしょうか。
気になる刺青・タトゥーの「痛み」について調べてみました。
刺青の痛みの感じ方には個人差がある
刺青・タトゥーの施術をする立場の彫り師さん達の声をまとめると、
どうやら痛みの感じ方にはかなり個人差があるようです。
痛みをあまり感じない人もいれば、かなりの痛みを感じる人もいるようですが、
まったく痛みを感じないという人は少ないとのこと。
また「一般的に男性より女性のほうが痛みに強いようだ」という声も。
刺青を入れる時の痛みについてどんな痛みと近いかについては、
「カッターの裏側で切るような痛み」
「毛先がハリガネのブラシでこすられるような痛み」
「シャープペンシルの先を少し強く肌に当てて引いた感じ」
などの言葉で語られています。
ちょっとこの言葉を聞いただけで、痛みに弱いタイプの人だったら「うーん!」となってしまいそうですね。
刺青を入れる場所によっても痛さは異なる
同じ人でも、刺青を入れる箇所によって感じる痛みの大きさは違ってくるようです。
腕、二の腕、肩回り、ふくらはぎ、腰などは、
比較的痛みが少ないという人が多いそう。
逆に痛みが強いのは、
「脇の下や太モモの内側などの敏感な部分」
「鎖骨の上や肘の付近など、骨に響いたり、皮膚の下で比較的浅いところに神経が通っている部分」
「手の甲・足の甲など毛細血管が集中している部分」
などのようです。
刺青を入れる時の痛みをやわらげる方法はある?
では、こうした「刺青を入れる時の痛み」について
少しでもやわらげる方法はあるのでしょうか。
これについては、まず、十分な睡眠と栄養を摂ってから施術に臨むことが大切なようです。
施術中は、負傷した肌を治癒させるため、体内の栄養素が大量に消費されるので、
あらかじめそれに備えておくというわけですね。
また、施術時は刺青を入れる箇所に集中せず、
できるだけリラックスするように心がけることで痛みが緩和される場合も多いようです。
施術の前日と当日の飲酒を控えることも有効だとか。
刺青を入れる時だけじゃない!? 刺青除去時の痛みについて
そうして痛みに耐えて入れた刺青やタトゥーでも、
その後の事情によっては除去することを選ぶ方もいます。
除去する時にもやはり痛みはあるのでしょうか?
昨年、オフィシャルブログで以前入れたタトゥーを除去していることを明かした
タレントの梅宮アンナさんは、タトゥー除去の痛みについて
「入れるより消すのは何倍も痛いんだ」
「余りの痛さに、もう怖くて行けないよ!って思っている。半端ない痛さでね」
と綴っています。
除去の方法や刺青の大きさや種類によって個人差は大きいようですが
やはり無痛というわけにはいかないようです。
参考
タトゥーの痛みについて – 広島 コルレオーネ・タトゥースタジオ
タトゥーPart2|梅宮アンナ オフィシャルブログ「anna style」
刺青除去の先生たちへ取材!
親身なカウンセリングで刺青治療法を丁寧に説明【大宮中央クリニック】