【タトゥーコラム】刺青・タトゥーの違いとは?
「[刺青]と[タトゥー]はどう違うのですか?」
こういった質問をよくうけますが、その答えとしては「ほとんど同じもの」になります。
元々は「刺青」という言葉を英語にしたものが「タトゥー」になるのですが、「刺青」という言葉はどうしても任侠世界のイメージが強いため、ファッションとしての彫り物を「タトゥー」と呼ぶようになったものと思います。
そんな「刺青」と「タトゥー」ですが、この2つの言葉が使われるようになってから長い年月がたちますが、最近では彫り物のタイプを表す時に使い分けるようです。
そこで今回は、プロの間で使われる「刺青」と「タトゥー」の違いを紹介したいと思います。
それではまず、「刺青」とはどういったものかをお話したいと思います。
一般的に「和彫り」と呼ばれる、和風の柄を体に刻み込んだものを刺青というイメージだとは思いますが、その他にも「刺青」は皮膚の深い層に顔料を入れるケースが多くあり、タトゥーとくらべて除去が難しくなっております。
また、曲線を駆使した複雑な柄が多く、背中一面に入るなど大きめな彫り物が多く見られます。
そのため、刺青を除去するためにはレーザーで行うのは時間がかかるため、皮膚移植法などを用いた長期的な手術が必要となってきます。
「刺青」と区別するために、西洋的なモチーフを体に刻み込む「洋彫り」をタトゥーを呼ぶケースが多いです。
特徴としては、黒などの単色で彫られている・皮膚の浅い層に彫られている、などが挙げられます。
近年タトゥーという言葉が普及し、語感的にもイメージが悪いものではないため、ファッション感覚でタトゥーを入れる人が非常に増えています。
また、タトゥー除去はサイズなどによりますが比較的レーザーなどを用いた簡単な施術で済む場合が多くあります。
そのため、タトゥー除去を考えている人は一度自分のタトゥーが簡単に除去出来るものなのかどうか、クリニックに問い合わせてみるといいでしょう。
刺青除去の先生たちへ取材!
親身なカウンセリングで刺青治療法を丁寧に説明【大宮中央クリニック】